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院長 高田 徹

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インプラントができないケースIMPOSSIBLE

インプラントはほとんどのかたが問題なく治療可能です。当院では2020年5月現在95歳の方にもインプラントで普通に食事しています。少ないケースですがインプラントができない場合を上げていきます。

重度の糖尿病のご対応方法

重度の糖尿病の方は先に内科に通院していただく場合があります。

糖尿病のかたは感染しやすく傷が治りにくく、通常の歯の抜歯にも注意が必要です。すべての方が禁忌というわけではありません。
目安としては空腹時血糖150以下(コントロールされていれば200以下)HbA1c7以下(7.5以下)ほかの合併症がないなどです。コントロールされている方(食事制限も含む)でも薬やインシュリンを使用の方は前もってお伝えください。

低血糖になりすぎないよう当院麻酔科から指示に従ってください。感染予防のために術前に抗生物質をお出しします。

高血圧は適切なコントロールを

高血圧(診療室で最高血圧140mmHg最低血圧90mmHg)の場合でもコントロールされていれば問題ありません。

治療の緊張からどうしても血圧が上がりがちです。血圧が高い方は静脈内鎮静を行うことで術中の血圧上昇もなくも問題なく治療できます。また歯科麻酔薬にはエピネフリンという血圧をあげる薬が含有していて、代わりにシタネストという血圧が上がりにくいものを使用します。

インプラントを行う前に内科の主治医と相談するとよいでしょう。

虚血性心疾患でも治療できるケースも

虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)は全部が禁忌というわけではありません。血液をサラサラにするお薬をお飲みの方は出血がとまりにくくなりますが、自己判断で薬を止めないようにしましょう。術中は麻酔科で心電図で管理しながらの治療になります。その他の心疾患のかたも早めにお伝えください。

ステロイド治療をされている方

自己免疫疾患のかたでリウマチなどの治療のステロイド治療をされている方は、骨質の問題や治療不全を起こす可能性があります。

成長期はインプラントができません

20歳以下の顎が成長期にある方は、インプラント禁忌になります。

パニック障害の方でも治療は可能です

パニック障害や著しく歯科に恐怖心のある方は静脈内鎮静下で行います。